健康オタクのブログ

自他ともに認める健康オタクの管理人が「これはいい」という健康法を紹介します。

歯科医師に聞いた!赤ちゃんのフッ素はいつから!?

フッ素は小さな赤ちゃんにも使用しても問題はないとされています。

フッ素について歯科医の見解

そんなフッ素はいつから始めるのがいいのか?どのくらいの周期で塗布するのがいいのか?有名な歯科医師に聞いた内容をまとめてみました。

まず、フッ素というのは一回や二回塗ったではなく、何回も重ねて塗布をすることによって確かな予防効果が得られているということです。

よって、乳歯(前歯)が出始める1歳前後という幼いときから定期的に塗布すればフッ素の効果を十分に発揮されるとのこと。

しかし、フッ素の塗布は、歯の萌出時期をとらえて周期的に頻回に施行された場合に顕著な有効性が認められるのであり、とりわけ幼児においては1~2回の塗布で充分な効果を得るのは難しいようです。

ある調査では、1歳6ヶ月から6ヶ月間隔で3歳まで、フッ素塗布を4回必ず受診したグループでは、1度も受けなかったグループに比べて、3歳6ヶ月の時の齲蝕(うしょく)がおよそ半分に低減したという結果が得られているということです。

フッ素で起きる中毒症状

また、フッ素の急性中毒症状発現の最小量は2mgF/kg(体重)といわれています。

平均体重10kgの1歳児の場合を計算すると、20mgが上限値となります。

なので、もしも1回の全量を体内に摂取したと仮定しても急性症状は起こらないということになります。

赤ちゃんにフッ素は危険なののではないかという心配をおもちのお母さんも、用法や用量をちゃんと守れば、確実に虫歯予防につながるということがご理解頂けましたでしょうか。

年齢が大きくなればなるほど、嫌なことは嫌だと言うようになるかと思いますので、まだ小さい赤ちゃんのうちから始めて習慣化したほうがよさそうです。